よくある勘違い、間違い
AFX2DAW はプラグインですが、FPGA FX 自体はプラグインではありません。
AFX2DAW は DAW 上で FPGA FX を操作することができますが、FPGA FX 自体はプラグインではありません。FPGA FX はハードウェアエフェクトです。
AFX2DAW がプラグインだからといって、大元の FPGA FX にソフトウェア処理が実行されるわけではありません。ご注意ください。
DAW が持つオフラインバウンス等の機能は FPGA FX には適応されませんのでご注意ください。
AFX2DAW はモニターエフェクトです。
AFX2DAW はリアルタイムで信号を FPGA に送信し、エフェクト結果を DAW に戻します。これはモニター信号にエフェクト処理された音が帰ってくる、という構造ですのでモニターエフェクトです。つまり、DAW が持つ Buffer Size 分再生が遅れます。ただし、モニター用ですので、DAW の遅延補正が適応できます。自動で補正された場合はモニター上で FPGA FX のレイテンシーはありません。
AFX2DAW はリアルタイムレコーディングには若干不向きです。
前述したとおり、AFX2DAW はモニターエフェクトです。レコーディング中に AFX2DAW を使い、直接モニタリングするとバッファサイズ分、発声が遅れます。これは DAW の性質上必然であり、回避できない問題です。リアルタイムモニタリングしながら AFX2DAW を使いたい場合、バッファサイズを最小限にして、AFX2DAW をご利用ください。
上記の性質上、レイテンシーなしで FPGA FX を利用したい場合、コントロールパネルから直接、FPGA FX を適応して、DAW へ信号を送るか、モニター信号に FPGA FX を適応してください。AFX2DAW はあくまでも DAW と FPGA FX をシームレスにつなぐブリッジプラグインです。前述通り、FPGA FX がプラグイン処理を実行できるようなるものでありません。