USB から Thunderbolt 接続への切換え
デバイスによって挙動が若干違います。
新しいデバイスは自動で USB や Thunderbolt の接続を電源投入時に認識することが出来ます。(両方のケーブルを接続している場合、優先的に USB を認識しますが、マニュアルで接続方法を切り替えることも出来ます。)
最新デバイスは USB を優先して読み込みます。もし上手く Thunderbolt への接続が切り替わらない場合、USB ケーブルは本体から切り離して Thunderbolt ケーブルのみを接続し、電源を再投入したあと、コンピュータを起動してください。
レガシーデバイスは自動では接続を認識しないため、Comm.Interface の接続を確認してください。できるだけ接続ケーブルは利用するケーブルのみを接続してください。誤動作や操作ミスを減らすことが出来ます。
必ず、電源を一旦落としてからつなぎ直して下さい。
Antelope Audio 製品は基本的に USB でのファームウェアのアップデートを推奨しております。USB でアップデートを完了後、必ず Factory Reset を実行して電源を入れ直し、正常にコントロールパネルが起動することを確認した後、本体の電源を一旦落としてから、Thunderbolt ケーブルに接続し直し、電源を投入して下さい。その時、接続した状態で、 Comm.Interface が Thunderbolt になっていることを確認し、OS の再起動を掛けて下さい。
注意: Windows で Thunderbolt 接続経由の製品アップデート (Firmware の更新) には現在対応しておりません。Windows ユーザー様は必ず USB 接続でアップデートを実行してください。Thunderbolt 接続経由で行うと必ずエラーが表示されます。
接続の切り替え方法
Goliath、 Zen Tour、Zen Tour SC
タッチパネルの左上 Menu から Comm.Interface をタッチして接続方法を選択できます。
Orion32+
電源を長押しすると、システムメニューがディスプレイに表示され、Frequency ボタンでカーソルを移動し、Comm.Interface に合わせて ▼ のボタンを長押しして下さい。Thunderbolt か USB の接続を選択出来ます。
Orion Studio、Orion Studio SC
ディスプレイ右横上のボタンを長押しすると、システムメニューがディスプレイに表示され、ボリュームコントロールノブで Comm.Interface に合わせてボリュームコントロールノブを押し込んで下さい。Thunderbolt か USB の接続を選択出来ます。
Zen Studio+
電源を長押しすると、システムメニューがディスプレイに表示され、ボリュームコントロールノブで Comm.Interface に合わせてボリュームコントロールノブを押し込んで下さい。Thunderbolt か USB の接続を選択出来ます。
Discrete 4、8
ファンクションボタン (上部) を長押し、システムメニューがディスプレイに表示され、ボリュームコントロールノブで Comm.Interface に合わせてボリュームコントロールノブを押し込んで下さい。Thunderbolt か USB の接続を選択出来ます。
Discrete 4 SC、8 SC
ファンクションボタン (上部) を長押し、システムメニューがディスプレイに表示され、ボリュームコントロールノブで Change Interface に合わせてボリュームコントロールノブを押し込んで下さい。Thunderbolt か USB の接続を選択出来ます。
Thunderbolt に切り替えができない。
USB ケーブルは本体から外し、Thunderbolt ケーブルのみ接続し、電源を直接投入したあとにコンピュータを起動してください。(誤動作防止策)
OS にドライバーが認証されていない ために、認識が出来ない状況が多発しています。原因は macOS の セキュリティ&プライバシー にあります。こちら のページの手順をご確認ください。
OS のシステムレポートに物理的に Thunderbolt デバイスが認識されているか確認してください。製品は物理的な認識が確認できない場合、利用できません。まずは物理的にコンピューターと認識できているか、ご確認ください。(また、物理的な接続を確認できるからといって正常に動作している証拠にはなりえないのでご注意ください。)
信頼性の低い Thunderbolt ケーブルや Thunderbolt 3 to 2 アダプターが出回っており、ケーブルやアダプタを変えたところ、製品が正常に認識されるという報告があとを絶ちません。ケーブルやアダプターを変えるなどご確認ください。