問題が起きた場合の最初の確認手順
必ず、Getting Started、製品マニュアル、セットアップガイドをお読みください。
お問い合わせの内、殆どの原因がセットアップを手順通り行なっていないことに起因する問題です。必ず、製品付属の冊子、Getting Started から製品のセットアップについてご確認ください。
日本語でご確認頂く場合は 製品の利用方法 についてご確認して頂き、スタートアップガイド に従い、製品のセットアップを行なってください。これを行わない限り、製品はコンピューター上では正常に利用できません。必ず、熟読してください。また各製品の マニュアル を一度目を通してください。
Windows ユーザーで OS の信号がデバイスから出力できない原因はスタートアップを確認していないことに準じます。
macOS ユーザーで Thunderbolt 接続が上手く行かない原因はスタートアップを確認していないことに準じます。
「音がでない」の原因の多くはケーブルとリセットに関連
音が出なくなった等の問い合わせの内容のうち、9割以上 が ケーブルの半刺し状態 もしくは、ルーティングミス が原因です。
落ち着いて、ケーブルをしっかりと奥まで力いっぱい差し込んでください。(本当に多い原因です。)
そして、Factory Reset を実行して、デバイスの状態を初期状態に戻しましょう。
また「アップデート直後に音がでなくなった、信号が確認できない」等の原因は Factory Reset を実行していないことが原因 です。
製品アップデート直後は必ずデバイスリセットを実行してください。
製品アップデート後は Factrory Reset もしくは Hard Reset は必須手順ですが、これを忘れたり、単にスキップしていたりすると、不具合に遭遇する場合があります。
必ず、Update の手順を遵守し、まず、Update 自体が失敗しないように配慮し、Update が終了したらリセット手順を実行してください。予期せぬ不具合や問題に遭遇した場合の原因はリセットを実行していないことによる問題が 9 割以上を占めます。
これは必須手順です。Factory Reset について詳しくはこちら
Update 手順について こちらのページ の手順を遵守してください。Update ミスが原因の問題も非常に多いため Golden Boot の手順 も同時にご確認ください。
Antelope Launcher が起動できない
殆どの場合、バックグランドで起動している状況であることが確認されています。Windows であれば タスクマネージャー、macOS であれば アクティビティモニタ を起動してバックグランドでアプリケーションが動作中か確認してください。動作中であれば停止し、アプリケーションを再起動してください。
その他、Antelope Launcher のトラブルシュートに関しては こちらを参照 ください。
コントロールパネルの挙動がおかしい
殆どの場合、コントロールパネルの再起動で解消しますが、デバイスの Factrory Reset を実行しているかご確認ください。
その他、コントロールパネルのトラブルシュートに関しては こちらをご確認 ください。
ファームウェアインストールを疑う
ファームウェア更新直後に動作不良や問題が発生した場合は、まずはインストールミスをご確認ください。
ファームウェアのインストールが完全に成功していない場合も考えられますので、Golden Boot の手順を確認後、再度同じ問題が確認できるかお試しください。
なお、ファームウェアのアップデート自体が問題である場合もありますので、Old Version での動作の確認も重要になる場合があります。
サンプルレートの同期を確認する
複数のアプリケーションを同時使用している場合、ドライバーの開放や専有の切換えが上手く行えない場合、再生が始まらないシチュエーションがあります。ドライバーの開放や専有に関しては詳細に設定できるアプリケーションもありますが、できない場合が多いです。
この場合、複数のアプリケーションにまたがるサンプルレートの同期の問題が起きる場合があり、音声の再生ができない状況が生まれます。解決策として、複数のアプリケーションの動作周波数を一致させてください。詳しい状況確認に関しては こちらをご参考 ください。
また、Windows ドライバーの専有や開放に関連したドライバーの状況をリアルタイムで確認する方法を こちらのページ で解説しています。
CPU のオーバーロードが発生する
提供される製品郡は完全にコンピュータとは独立した構造を構築しています。つまり CPU には干渉しません。
製品を制御するコントロールパネルや AFX2DAW などコンピュータ上に存在するソフトウェアはエフェクトの描画などでリアルタイムの計算が必要な場合に限り、CPU のリソースを利用します。プラグインは CPU の処理能力を利用してエフェクトを再現します。これらは例外的です。
しかし、デバイスの処理構造がコンピュータに影響を与えることはありません。ドライバーは CPU には干渉しないため、プラグイン製品を除き、製品郡が CPU の処理に影響を与えることは描画以外ではありません。
オーバーロードの原因としては、ディスクの読み込みスピードや通信に負荷がかかり (例えばバッファサイズが極端に低い場合) 、CPU の処理能力が必要になっている等が考えれます。
詳しくは 別ページにて解説しています のでご参考ください。