Discrete Series が発売してから、何度かお問い合わせ頂く質問がございました。

Zen Tour と Discrete 4 どっちがいいの?

という質問が結構上がりましたので、今回はこちらについてお話したいと思います。
大まかな違いは、Zen Tour はプロレベルのモニター性能と独自の複雑なルーティングが組める、という利点があり、Dsicrete 4 は、価格も抑えつつ、高品質を維持しなおかつ インターフェイス史上最高レベルのマイクプリを搭載したモデルになります。コンシューマーにはオーバースペック気味なのが Zen Tour、価格も抑えつつ最高品質のマイクプリと同価格帯では格別の音質を維持しているのが Discrete 4 という位置づけです。

Zen Tour

マイクプリ … 4基 (チップベースマイクプリ ダイナミックレンジ 124 dB)
モニターアウト A/B 切替可能 (マスタリンググレードの 129 dB)
ヘッドフォンアウト 2つ
ラインアウトプット 8ch (D-sub 経由)
ADAT 端子 計4つ (最大 16in/16out)
リアンプ回路 2ch 搭載
カラータッチパネルモニター搭載
Antelope の OCX 技術64-bit AFC テクノロジー搭載

FPGA with Zen Tour

最大 16ch ✕ 8 スタックのエフェクトを同時処理可能。
AFX2DAW に対応 (最大 16ch ✕ 8 スタック )
最大 4つ のギターエフェクトを使用可能。
Edge & Verge 両方のマイクモデリングに対応
マイクプリアンプモデリングに対応

※ Zen Tour には FPGA 別のバージョンはありません。

その他スペック

大きなコントロールノブを搭載
コントローラータイプですので、テーブルに置いても使いやすい
見た目がとてもかっこいい!

提供される FPGA FX の種類に違いはありません。(ただしアップデートの時期がずれるため最新情報は FPGA FX のページを参照して下さい。)

Discrete 4

マイクプリ … 4基 (ディスクリートマイクプリアンプ ダイナミックレンジ 121 dB)
モニターアウト 1 系統 (マスタリンググレードの 124 dB)
ヘッドフォンアウト 4つ
ラインアウトプット 4ch (TRS 経由)
ADAT 端子 計2つ (最大 8in/8out)
リアンプ回路 なし
モノクロディスプレイ (タッチパネルではない)
Antelope の 64-bit AFC テクノロジー搭載 (OCX 技術は非搭載)

FPGA with Discrete 4

最大 4ch ✕ 4 スタックのエフェクトを同時処理可能。
AFX2DAW に対応 (最大 16ch ✕ 4 スタック)
最大 2つ のギターエフェクトを使用可能。
Edge & Verge 両方のマイクモデリングに対応
マイクプリアンプモデリングに対応

※ Premium FX PACK の場合です

その他スペック

マスタークロック用に BNC 端子搭載、(クロック入門にも最適)
約 1/2 ラックサイズ (ハーフラックではない)
直感的に理解しやすい見た目のコントロールパネル

提供される FPGA FX の種類に違いはありません。(ただしアップデートの時期がずれるため最新情報は FPGA FX のページを参照して下さい。)

Zen Tour

Zen Tour はどちらかというと、本当にプロフェッショナルな人向けで、スタジオなどでしっかりと録音された音源を自宅やプライベートスタジオで再生するために最適なスペックを維持 (マスタリンググレード 129 dB) しています。もちろん マイクプリ の性能はチップベースですが、同じ価格帯の製品より高音質を提供できると感じております。ダビング作業や本格的なレコーディングにも使われている実績があります。Antelope のマイクプリは非常に高い評価を受け、MP32 などのマイクプリ製品が発売された経緯があります。

Discrete 4

Discrete 4 は名前の通り、マイクプリ の性能が圧倒的に素晴らしい製品になります。業務用のスタジオレベル (コンソールグレード) の音質を提供し、そのまま スタジオレベル (マスタリンググレード 124 dB) の 音質を提供します。アウトプット出力の数や搭載している FPGA が Zen Tour に比べるとコストダウンのためスペックダウンの傾向にあります。どちらかというと、インターフェイスのステップアップや自分の環境のグレードアップ、追加のマイクプリや FPGA FX 入門用にオススメいたします。また、Antelope Audio のマイクモデリングシステム、Edge、Verge のモデリングマイクに最適なインターフェイスとなっております。